楽なアルバイトで稼ぐ!という気持ちを捨てよう

アルバイトという言葉が世間に普及し始めた頃、そのお仕事内容はとても簡素でした。
正社員が病気や個人の都合で一時的に不足しているため、その穴埋めに雇用されるのがバイトスタッフであり、業務内容は基本的に正規スタッフの補助、サポートでした。
語弊を恐れずに言えば、いわゆるお手伝いさんのような役割で雇用される事例が多く、
店舗やオフィスの業務事態に携わるよりも、雑務を委託されるケースが目立ちました。

翻って今日において、アルバイトはほぼ正社員並の働き方が求められます。
名前こそバイトスタッフという風に昔と大差ありませんが、飲食店やコンビニエンスストアでは文字通り正社員と対等に扱われます。
商品管理、在庫の管理、品物の発注、後輩の育成、新製品開発の企画、
ポップ作り、現金や値引きシールの管理、品出し、フロアの掃除や店舗のメンテナンス等など、
かつての雑務中心のバイトスタッフとは違い、最初から総合的な役割を求められてます。

そのため楽なアルバイトで稼ぐ、という気持ちを持っている学生や若者は認識を改める必要があります。
一種の社会人の予備的訓練だと解釈しましょう。
ただ店頭で適当にユーザーの対応をしていれば、お金ががっぽり稼げるという時代は終わりました。
店舗や業態によっては、罰則こそありませんが、バイトスタッフに対しても売上目標の設定があり、
それを目指すように厳しく指導されますので、最初から正社員並の気持ちで働かなければいけません。

もちろん厳しい環境になった分、それ相応の社会保障とお給料がありますので、楽ではありませんが、安定した収入源が得られる点は昔と変わっていません。
またかつてのアルバイトは正社員が職場復帰する事で職場から離れる必要がありましたが、
現代のバイトスタッフは実質的に正社員扱いであり、勤務は長期的に続けられます。